英語ができない!話せない場合はどうする?公務員の仕事に必要な英語スキルは?

can't do it 経験者採用・第二新卒
この記事は約4分で読めます。
[PR] 当サイトのリンクにはアフィリエイト広告が含まれる場合があります。
スポンサーリンク

こんにちは、ryo(リョウ)です。
このブログでは、元・中の人だからわかる「役所の裏話」や「役所の活用術」などを書いています。

今回の記事は、英語についてです。

応募の際の指定の履歴書に「英語のスキル」を書く項目があったけれど、やっぱり英語って必要かなぁ

外交官や国際部門で働く場合、英語スキルは必須ですが、地方自治体や役所の多くの業務では英語を使う場面は少なく、英語が必要となる場面は限定的です
日本語が業務の中心となり、英語を使う機会はほとんどありません。

ちなみに、僕は外国語スキルはゼロですが、地方自治体・省庁(国家公務員)ともに経験者採用の試験に合格できました

それではどうぞ。

この記事の内容

英語が出来ないけれど公務員になりたい人必見!実情と対処法

地方公務員の英語使用頻度は、ほぼゼロ

地方公務員として十●年間働いた中で、英語を使った業務はほとんどありませんでした。
相談者のほとんどは日本語を話す方です。
一部外国人対応が必要な場合でも、通訳サービスや翻訳ツールを使うことで対応できました。

また、統計データを基にすると、英語を使う業務は全体の1%未満とも言われています。

住民対応の際に文化的な違いを理解する必要はありますが、それも必ずしも英語力と直結するわけではありません。適切な補助ツールを活用することで、非英語話者でも円滑なコミュニケーションが可能です。

とはいえ、国家公務員として働く際は、将来的な人事異動なども踏まえると、やはり何らかの外国語スキルはあったほうが良いな~と感じました。

スポンサーリンク

英語が不要な業務の具体例

  1. 庶務業務
    文書の作成やデータ入力など、ほぼ日本語のみで完結します。役所内のコミュニケーションも全て日本語です。
  2. 住民相談
    外国籍の方が来庁した場合でも、基本的には日本語で対応するか、通訳サービスを利用します。むしろ正確に伝えられるよう、通訳サービスを使用する方が妥当です。
  3. 地域イベントの運営
    地域住民を対象にしたイベント企画や運営も、日本語が基本です。外国人向けイベントは、通訳が同行することがほとんどです。
  4. 行政文書の管理
    公務員として多くの時間を費やす文書作成や管理も、国内法規や規則に基づいて行われるため、日本語です。
  5. 予算管理業務
    自治体の予算編成や管理に関する業務も当然、日本語で完結します。

英語が必要になる場面の例

英語が完全に不要というわけではありませんが、使用頻度はかなり限定的です。以下のような場面で英語を使うことがあります。

  • 観光事業に関連する業務や国際交流イベントの運営
    外国人住民や観光客とのコミュニケーションが発生する場面もあるでしょう。
  • 海外研修や視察対応
    海外からの訪問団を受け入れる際には、英語スキルが求められることがあります。

英語に自信がなくても公務員として成功するポイント

英語が苦手でも公務員として活躍するためのポイントをいくつか挙げます。

  1. 住民対応力
    住民の悩みに寄り添い、丁寧に解決策を提案する力が重要です。
  2. チームワーク
    公務員の業務はチームで進めることが多いです。得意分野を活かしてお互いを補完する姿勢が評価されます。
  3. 柔軟な問題解決力
    臨機応変に対応する力が求められます。

英語スキルがあるとさらに有利になる場面

英語が不要な場合が多いとはいえ、スキルがあれば以下のような場面で有利になることがあります。

  • 異動先の希望
    国際関連業務や観光部門への異動が可能になる。
  • 単純な業務効率
    英語で書かれた資料やメールを自分で処理できる。
  • 自己成長
    スキルの幅を広げることで仕事に自信が持てる。
  • 緊急時の対応力
    災害時など、外国人住民への迅速な対応に役立つ。

英語スキルが不安な人への具体的なアドバイス

英語が苦手でも公務員になれるか不安な方は、心配しすぎる必要はありません。
まずは試験対策に集中し、公務員としての基礎力を磨きましょう。
採用後に必要性を感じた場合でも、以下の方法で対応できます。

  • オンライン英会話
    手軽に始められ、実践的な英語力を鍛えられます。
  • 翻訳ツールの活用
    Google翻訳などを業務に取り入れる。
  • 自治体の研修制度
    多くの自治体では職員向けの英語研修が用意されています。
  • 自主学習の習慣化
    英語ニュースを読む、映画を字幕付きで観るなど、日常的に英語に触れる工夫をしましょう。

まとめ

地方公務員の仕事は英語が話せなくても問題なく働けます。役所での業務では、日本語での対応が基本です。
ただし、英語スキルを身につけておくことで、キャリアの幅を広げることができるのも事実です。

さらに、英語力の有無にかかわらず、公務員として重要なのは住民への信頼と対応力です。これから公務員を目指す方には、まず自分の強みを磨きつつ、必要に応じて新しいスキルを取り入れる柔軟性を持つことをおすすめします。英語力に自信がない方も、ぜひ公務員を目指してみてください。

スポンサーリンク

コメント

タイトルとURLをコピーしました