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こんにちは、ryo(リョウ)です。
このブログでは、元・中の人だからわかる「役所の裏話」や「役所の活用術」などを書いています。
今回の記事は、役所の仕事のリアルです。
「出張所って、いつも暇そうだな~」とか「お役所仕事って、結果ラクだよね」という意見や、「公務員、キツすぎて病む人多数」という意見も。
なお、反対の「役所の仕事の魅力」については以下の記事で解説しています。
僕の体験談を踏まえ、それではどうぞ。
市役所・区役所で働く公務員の仕事は、地域住民に密接に関わる重要な業務です。しかし「役所の仕事はきつい」と感じる人も少なくありません。本記事では、役所の仕事がきついと言われる理由やその実情、さらに解決策について詳しく解説します。
役所の仕事がキツいと感じる理由
役所の仕事がキツいと感じる理由には、いくつかの要因があります。
- 業務量の多さ
役所は住民サービスの最前線であり、多くの手続きや相談が持ち込まれます。特に繁忙期には、1日中窓口業務が続き、業務量の多さに追われることがあります。
僕は、異動した初日から繁忙期(4月が一番忙しい部署)という経験があります。たとえ4月1日でも戦力として数えられて参りました。 - 住民対応のストレス
住民対応で不満を直接ぶつけられることもあります。時にはクレーム対応が精神的負担となることもあります。感謝されることもありますが、ごくわずかです。 - 専門知識の要求
税務や福祉、法律など幅広い分野の知識が求められるため、学び続ける姿勢が必要です。知識不足がプレッシャーとなる場合もあります。 - 繁忙期の残業
部署によっては業務が集中し、残業が増える時期があることがあります。プライベートとの両立が難しいと感じることもあります。ただし、役所は国家公務員ほどでは無いです(国家公務員から転職した人から聞きました)。 - 人事異動ガチャ
異動先の希望は聴取されます(一応)。また、希望が通りやすいという噂の部署もありますし、家庭の事情には配慮してもらえたり、労働組合というカードを切ることも出来ます。
とはいえ、ほとんどの職員は「ガチャ」と言っていいと思います。 - 形式的な業務やルールへの順応
公務員ならではの書類作成や報告業務の多さ、意思決定の遅さに戸惑う人もいます。民間企業での就業経験のある人にとっては、ここが最初のハードルかもしれません。 - 完全縦割り組織
部署間の連携不足や情報の共有は難しいです。
法に基づく業務や複雑な業務は政策を分担することができるため、各部署の責任が明確になり、円滑な運営が期待できる、役所としては効率的な組織体制のため、この体制が大きく変わることは無いでしょう。 - ハラスメントや人間関係
公務員に限らず、やはり人間関係は一番重要です。
特に、公務員は離職率が低いことから人間関係で悩むひとが多い傾向にあります。
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役所の仕事がきつい中でもやりがいを感じるポイント
一方で、役所での仕事には、やりがいもあります。
- 地域社会への貢献
住民と直接関わりながら、地域の課題解決や発展に貢献できるのは、役所の仕事ならではの魅力です。地域の環境や文化など、形が残る仕事をすることもあります。 - 感謝される瞬間
住民からの「ありがとう」の言葉や、住民が抱える問題の解決に繋がる対応ができたときは、大きな達成感を得られます。 - チームでの協力
同僚や上司とのチームワークを通じて、仕事を乗り越える達成感が得られます。 - スキルアップの機会
業務を通じて、法律や税務、福祉など多岐にわたる知識やスキルを身につけることができます。 - 安定した雇用環境
公務員としての安定した雇用や福利厚生は、長期的なキャリア形成の基盤となります。
まあ、実際、日々のモチベーションとしては「安定」が一番でした。ただ、離れた今は「実務が生活に役に立つ知識になる」ということはありがたいなぁと思っています。
ちなみに、「安定」以外の魅力については以下の記事で解説しています。
役所の仕事がキツいと感じたときの解決策
役所の仕事で感じるキツさを乗り越えるためには、いくつかの工夫が必要です。
- 業務の優先順位を明確にする
繁忙期には業務が重なることが多いため、ある程度割り切る必要もあります。 - 住民対応スキルを磨く
適切な対応の仕方を学ぶことで、トラブルを未然に防ぐことができます。 - 同僚や上司に相談する
業務の負担が大きいと感じたら、同僚や上司に相談して業務を分担することも必要です。 - ストレス解消法を見つける
仕事以外の時間を有効に使い、趣味や運動でリフレッシュすることも重要です。 - 長期的な目標を持つ
日々の業務に追われる中でも、自分のキャリアや成長に繋がる目標を持つことで、モチベーションを維持できます。
役所で働くことが向いている人の特徴
役所の仕事に向いている人には、以下のような特徴があります。
- 地域社会に貢献したいという強い思いを持つ人
- 多忙な業務を冷静にこなせる人
- 住民対応やチームワークを大切にできる人
- 長期的に安定した環境で働きたい人
- 学び続ける意欲がある人
まとめ
役所の仕事はきついと感じることもありますが、その一方で、地域に密着したやりがいやスキルアップのチャンスが多くあります。自分の適性や目標と照らし合わせ、ポジティブに働き続けるための方法を見つけることが大切です。
自分に合った働き方を見つけ、やりがいのあるキャリアを築いてください。
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