公務員への転職で「後悔!?」事前に知っておきたいポイントと注意点の基礎を解説

人生の分かれ道を表したアイキャッチ画像 経験者採用・第二新卒
この記事は約5分で読めます。
[PR] 当サイトのリンクにはアフィリエイト広告が含まれる場合があります。
スポンサーリンク

こんにちは、ryo(リョウ)です。
このブログでは、元・中の人だからわかる「役所の裏話」や「役所の活用術」などを書いています。

あなたが「せっかく転職するなら後悔したくない」と考えているのならピッタリの記事です。
僕は、民間企業から転職して地方公務員として十数年働きましたが、結局、退職しました。
今回の記事では、僕の昔の同僚(経験者採用)たちと話した内容も踏まえ、みんなが戸惑うだろう点を書いています。

なお、すでに転職すると決めているぞ!という人は、以下の記事も参考にしてください。

それではどうぞ。

この記事の内容

公務員に転職して後悔する主な理由と注意点

公務員への転職を考える社会人は少なくありません。経験者採用試験の倍率が高いことからも明らかです。しかし、実際に転職した後で「後悔した」という声もよく耳にします。この記事では、公務員への転職でよくある後悔の理由や、失敗しないための対策について詳しく解説します。

公務員への転職を選ぶ理由とは

まず、公務員への転職を目指す理由を整理しましょう。多くの人が以下のような魅力を感じて公務員を志望します。

  • 安定した雇用
    景気に左右されない安定した職場環境が最大の魅力です。
  • 福利厚生の充実
    充実した休暇制度や手厚い年金制度は、他業界からの転職希望者にとって大きなメリットです。
  • 社会貢献の実感
    地域や社会に貢献できる職務に魅力を感じる人も多いです。

ブラック企業勤めだった僕にとっては夢の職場でした。実際、同じようなことを言っていた同期も多くいます。それでも、実際に転職後に後悔するケースもあるため注意が必要です。

スポンサーリンク

公務員への転職で後悔する理由

転職後に後悔する理由を事前に知ることで、失敗を防ぐことができます。以下は代表的な例です。

民間企業との差に戸惑う

意思決定のスピードが遅いことや、業務効率よりも形式を重視する傾向にストレスを感じる人は99%と言ってもいいでしょう。経験者採用同期全員が口にしました。

想像以上の業務負担

公務員は「楽」というイメージを持つ人もいますが(僕です)、膨大な業務量や責任が求められることもあります。「庁舎に住んでいる」と言われる部署もありました。
2年目からは人事に調整を依頼して回避可能な場合もありますが、繁忙期には残業が続く場合もあり、その自治体・省庁の体制によります。受験前によく調べましょう

給与面でのギャップ

公務員は給与が安定している反面、民間企業で得られるような高収入を期待することは難しいです。特にキャリアの途中で転職する場合、昇給のペースが遅いと感じることがあります。
民間企業より給与が下がる場合もあります。

職場の文化に馴染めない

公務員特有の階層構造や年功序列の文化に違和感を覚える人もいます。職場の雰囲気やルールに慣れるまでに時間がかかる場合があります。

キャリア形成の停滞

公務員は専門性よりも幅広い業務を求められることが多いため、特定分野のキャリアを磨きたい人にとっては物足りなく感じることがあります。
数年単位で異動があるため、せっかく知識が深まったころに全く関係のない部署に異動になりガッカリすることも。人事ガチャ対策(一応ある)も確率は低いため、専門性を高めたい人は後悔することになります。

謎の人物の多さに戸惑う

いわゆる「ヤバい人」です。仕事ができない・仕事をしない・成果を奪う、だけではなく、歌う・踊る・天使が見える……など。
公務員ならではです(大企業でもまれにあるらしいですが)。公務員は安定しているため、退職してほしい人ほど退職しません。よっぽどのことが無い限り解雇もされません。
この項目は、現公務員が見たら全員が苦笑いすると思います。

僕が出会った数々の謎の人物は別の記事で書きますね。

公務員への転職を成功させるためのポイント

後悔しないためには、事前の準備と情報収集が不可欠です。以下のポイントを押さえておきましょう。

  1. 自分の目的を明確にする
    公務員として何をしたいのか、公務員生活に何を求めるのか、自分の転職の目的をはっきりさせることが重要です。目的が曖昧なままだと、転職後にギャップを感じやすくなります。
    僕の場合は十数年間、「年間20日しっかり有給休暇が取得できるだけでオールOK」と思っていました。
  2. 業務内容を具体的に調べる
    公務員の業務内容は部署によって大きく異なります。志望する自治体・省庁や職種の仕事内容を詳しく調べ、適性を見極めましょう。
    公務員から公務員に転職する人も結構います。
  3. 転職後の生活設計を考える
    給与や福利厚生、働き方が自分の生活に合うかをしっかり検討してください。特に転職による収入の変化を見越しておくことが大切です。
  4. 公務員試験の対策を万全にする
    試験の傾向を調べ、十分な準備をして臨みましょう。
  5. 実際に働いている人の話を聞く
    知り合いの公務員や転職経験者(僕です!)から情報を得ることで、リアルな職場の状況や雰囲気を知ることができます。
    僕のブログでも、少しずつですがイメージが湧くように実態をお伝えしていこうと思っています。

公務員への転職が向いている人の特徴

公務員への転職が向いている人には、以下のような特徴があります。
自分の性格やキャリアプランと照らし合わせ、向いているかどうかを判断しましょう。

  • 安定した働き方を求める人
  • 社会貢献や地域振興に関心がある人
  • 長期的な視点でキャリアを考えられる人
  • チームワークを重視し、協調性がある人

公務員への転職で後悔しないために・注意点まとめ

転職は大きな決断です。
公務員への転職は、多くの魅力がある一方で、事前の情報収集や準備が不十分だと後悔する可能性があります。自分の目標や適性を見極め、納得のいく選択をすることが成功のカギです。

注意点をまとめると次のとおりです。

  • 転職理由が曖昧だと、後悔しやすくなります。
  • 現職と公務員の違いを十分に理解しておきましょう。
  • 転職後の自分の姿を具体的にイメージすることが重要です。

慎重に検討を重ねた上で、自分にとって最適なキャリアを築き、公務員として新たな道を歩んでください。

スポンサーリンク

コメント

タイトルとURLをコピーしました